FAQ

(よくある質問)

Q. NIE (エヌ・アイ・イー)の活動にはどんなものがあるの?
A. 学校などで新聞を教材として活用するほか、新聞や新聞記者について学ぶ、新聞を作る、先生の指導のもと「朝の読書」で新聞を読むことも含まれます。

Q. 教材に使う新聞記事はどのように選べばいいの?
A. 新聞活用の目的、学年によっても選び方は違います。どの記事をどのように活用するか、選択の幅があるのがNIEの特徴です。大きく分けて(1)教師が記事を選ぶ(2)児童・生徒が記事を選ぶ―の2つの選択方法があります。(1)は教科に沿って記事を活用した方が子どもの理解に役立つと考えて教師が選ぶケース。(2)は読解力や表現力を育成する目的で新聞を活用するケースで、総合的な学習の時間で多用されています。これにも教師がテーマを与える方法と与えない方法があります。

Q. 新学習指導要領で、NIEはどのように位置づけられているの?
A.
新学習指導要領では、教育内容の改善事項の第1に「各教科等における言語力の充実」をうたっています。新聞活用=NIEが言語力の育成に効果的であるという認識から、言語力育成のペースメーカーとしての国語で、新聞作り、比較読みなどを具体的に記述し、新聞活用を推進することを文科省が求めています。

Q. 県内のNIE実践指定校はどのように決まるの?
A.
宮崎県NIE推進協議会の委員である県教育委員会が推薦を挙げ、同協議会で承認した後、さらに、日本新聞教育文化財団に推薦して正式決定します。

Q. NIE実践指定校はどんなことをするの? また、指定期間はどのくらいあるの?
A.
日本新聞教育文化財団と各新聞社から新聞が無料で提供されますので、その新聞を授業で積極的に活用してもらいます。また、年1回、報告書を提出してもらったり、実践報告会などに参加してもらったりします。夏には、NIEの全国大会も開かれますので、希望者には参加してもらいます。実践指定校の指定期間は、原則として2年間ですが、奨励枠は1年間となっています。

Q. NIEに関心はあるんだけど、指導方法が分からない。
A.
まずは、新聞に目を通し、授業に使えそうな記事をスクラップすることから始めてはいかがですか。NIEに関しては多くの出版物が発行されていますので、参考にするのもいいと思います。また、本県には教育委員会、校長会、新聞社などで構成する宮崎県NIE推進協議会があり、事務局には県内外の実践報告書などの資料もありますので気軽に相談してください。