3県研修会を開きました(8月18、19日)

 宮崎、熊本、大分のアドバイザーらNIE実践教諭が一堂に会して学びを深める3県教職員合同研修会を8月18日、宮崎市の県教育情報研修センターで開きました。
 昨年、大分県由布市で開いたのが始まりで、各県の自主研究組織が持ち回りにより毎年開催することとなり、今回は猪野滋アドバイザーが代表を務めるNIEみやざきが主催、県協議会が主管しました。
 宮崎日日新聞8月19日付に掲載したほか、8月30日付の「NIEフォーラム・こどもサミット」カラー特集でも詳報しています。
 8月19日付記事は以下の通りです。
 新聞活用教育の意義やヒントを学び合う宮崎、熊本、大分県の合同研修会「NIE実践研究会in宮崎」は18日、宮崎市の県教育研修センターであった。3県の実践教諭や地元新聞社の担当者ら約20人が、事例発表や意見交換を通して交流を深めた。
 合同研修会は大分県由布市で昨年、初開催。今回はNIEみやざき(代表・猪野滋宮崎市立住吉中校長)が主催し、NIEネットワーク熊本や大分県NIE実践研究会の会員らが参加した。
 猪野代表は「7年前に組織(NIEみやざき)が発足し、NIEの社会的認知を広めてきた」とこれまでの活動を報告。続いて、住吉中で取り組んでいる「ふるさと教育」における新聞活用事例を発表した。
 また、熊本県立鹿本商工高の岩﨑隆尋司書や、大分市立鶴崎小校長で大分県NIE実践研究会の佐藤由美子代表らも実践例を説明。佐藤代表は「他県の先生方と意見交換することで新たな視野や視点を持つことができ、刺激になる」と話していた。

8月30日付の記事は以下の通りです。

「ふるさと教育と新聞」/合同研修会で実践例紹介

 県教育研修センターではこの日、本県と熊本、大分県でNIEに取り組む教諭らによる合同研修会「実践研究会in宮崎」も開かれた。昨年から各県の自主研究組織が持ち回りで開き、今回はNIEみやざき(代表・猪野滋宮崎市立住吉中校長)が主催。20人が参加して「ふるさと教育と新聞」をテーマに実践例を紹介し合い、交流を深めた。
 猪野代表は、住吉中1年生が総合的な学習の時間に行っている取り組みを報告した。
 「多文化共生社会に生きる私たち」をテーマに、新聞から「政治行政」や「歴史」「観光」など興味を持った地元の記事を探し、同じ興味を持つ生徒同士で八つの班を編成。「問いを探究するとともに専門家に話を聞き、内容を新聞にまとめる」と話した。
 熊本県山鹿市・鹿本商工高の岩﨑隆尋司書は、同県大津町立大津東小の2011年度実践例を紹介。6年生が、関心を持った記事とその要約を記した手紙文を月1回、地域の独居高齢者に届ける活動を展開。高齢者から感謝の手紙や電話をもらい、地域の役に立つ喜びを実感したという。
 大分県実践研究会の佐藤由美子代表は、校長を務める大分市立鶴崎小が全学年でふるさと学習を展開していることを報告。昨年度の6年生が過去記事を使い地元商店街の過去・現在・未来を展望した「卒業論文」を作成したことに触れ「新聞の記録性が生かされた」と話した。
 同県津久見市立第一中の永松芳恵教頭は、総合的な学習、理科、美術、国語の時間を使った教科融合型学習について紹介。「地域の色」をテーマに、はがき大の新聞を作ったり、地元の島の岩石を砕いて絵の具にし「津久見色辞典」を制作したり、学習成果を紹介する展示会を開催したりしたことなどを報告した。