伊達さんら全国新聞コン入賞(11月24日)

 日本新聞協会主催の第8回「いっしょに読もう!新聞コンクール」で、宮崎市・宮崎大宮高2年の伊達成美さん(16)が優秀賞(全国30点)を受賞しました。奨励賞(同120点)にはいずれも同市・宮崎西高付属中1年の真有希(さなゆうき)さん(12)と宮田陽(よう)さん(13)が選ばれました。また、新聞を使う授業に熱心に取り組んだとして、日南市・鵜戸小が優秀学校賞(同15校)に輝きました。読んだ記事について周囲の人と意見を交わし、その感想や思いなどを全国から募集するコンクールで、今回は47都道府県の小・中・高・高専生から計4万7699点の応募があり、11月24日に発表がありました。
 伊達さんは、政治学者の姜尚中(カンサンジュン)さんがハンセン病療養所を訪れ、差別について説いた記事を取り上げ、自らも療養所に足を運んだことを踏まえ「被差別者は自分の全てを受け入れる強さを持っている。周りの情報にとらわれず自分の目で正しいことを見極められる人になりたい」と強調しました。伊達さんは「特別支援学級の先生になり、自分の考えを子供たちへ伝えたい」と話しています。
 品種改良で環境に左右されない農作物を作りたいという希望を持つ真さんは、温暖な気候で育つラズベリーの改良に励む宮崎大農学部の取り組みを紹介した記事を読み「自分の夢がかなえられるかもと感じうれしくなった」と書いています。「新聞には難しい用語もあるが、親に聞きながら内容をまとめて知識を増やしたい」と語りました。
 宮田さんは、7月の九州北部豪雨の後、全国から被災経験者が支援活動に訪れた記事に触れ「次に何かあったときには自分も誰かのために動きたい」と感じたことをしたためました。その上で「宮崎でもいつ災害が起こるか分からない。非常食の用意や家具の固定など、できることはやろうと家族と話し合った」と述べています。
 優秀学校賞に選ばれた鵜戸小(宮脇隆校長、26人)は週1回、児童が興味のある記事を選び、内容と感想をまとめるNIE(教育に新聞を)に取り組んでいます。担当の市原美由紀教諭は「低学年の児童も社会問題に興味を持つようになった。読む力も書く力も付いたと実感する」と話しています。
 このほか、学校奨励賞(全国143校)に椎葉村・不土野小、宮崎市・宮崎西高付属中、日南市・鵜戸中、西米良村・西米良中が選ばれています。