NIEフォーラムを開きました(8月26日)

 宮崎県NIE推進協議会は8月26日、宮崎市教育情報研修センターで「2017みやざきNIEフォーラム」(県教委、宮崎市教委後援)を初開催しました。小中高校生や保護者、教育関係者ら約60人が集まり、こどもサミットや新聞切り抜きワークショップ、記者とのフリートークなどを行いました。
 浜野崇好会長は「新聞が情報を支え、生きる力になってくれる」、県教委の北林克彦主幹(学校政策課義務教育・学力向上担当)が「NIEは教育において重要な役割を担っている。新聞を読むことが読解力につながる。読んで考え、書き、作る力を蓄え、AI(人工知能)が浸透する将来、皆さんの役に立つ。日常生活の中で活用してほしい」とあいさつしました。
 続くこどもサミットには、綾香音さん(宮崎西高2年)、副島悠さん(宮崎西高附属中3年)、外山絢野さん(日南市立鵜戸小中8年)、中山美弥香さん(都城市立小松原中2年)、橋口茂華さん(西都市立穂北中3年)が登壇。司会を務めた伊東泰彦アドバイザー(県教育研修センターキャリア教育担当主幹)の質問に答え、朝の会での活動やスクラップブック作りなど日頃の実践活動を紹介しました。5人は「記事に対する感想などを級友の前で話すと、違った意見があり視野が広がる」「表現力や読解力が身についた」などと新聞活用教育の効果を口々に話しました。
 サミット終了後は、体験型学習活動として中学生、小学生に分かれ新聞切り抜きワークショップを実施。中学生は4~5人の5班に分かれ、宮本和典アドバイザー(都城市立小松原中教諭)の指導で「喜」「怒」「哀」「楽」のテーマに沿った新聞切り抜きを体験しました。中学生は準備された新聞から記事を切り抜いては模造紙に見栄え良く貼り付け、感想やコメント見出しなどをつけカラフルに制作しました。できあがると各班の代表が制作意図を説明、木幡佳子アドバイザー(宮崎西高附属中教諭)が「ニュースが持っている多面性を分かりやすく表現している」などと寸評しました。
 中学生はその後、4班に編制し直し、それぞれの班に河崎優子(朝日新聞社宮崎総局)、黒澤敬太郎(毎日新聞社宮崎支局)、浜田真梨子(読売新聞西部本社宮崎支局)、甲斐亮児(宮崎日日新聞社生活文化部)記者がついてフリートーク。生徒は「やりがいは何ですか」とか「なろうと思ったきっかけは」などと質問、記者は「書いた記事や写真を見て喜んでくれる人がいる」「人の役に立ち、何かを伝える仕事がしたかった」などと答え、和気あいあいと交流しました。
小学生6人は田﨑香織アドバイザー(高千穂町立高千穂小指導教諭)の指導で前半は「夏」、後半は自由テーマで楽しみました。
 最後に、田村智宣アドバイザー(県教育庁学校政策課指導主事)が「NIEのすばらしさと大切さを再認識した」と総評しました。
 登壇した生徒は「他校の実践例など勉強になり、参加して良かった」と刺激を受けた様子で、聴講した保護者も「新聞を使った教育のすばらしさに目からうろこが落ちた」と満足していました。