NIE実践教諭の3県合同研修会が開かれました(8月19、20日)

 大分、熊本県協議会の呼びかけにより、大分県由布市の日本文理大湯布院研修所で19、20日に初開催された、熊本、大分、本県によるNIE実践教諭の合同合宿研修会「NIE実践研究会in湯布院」に参加しました。3県の各教員自主研究組織である大分県NIE実践研究会、NIEネットワーク熊本、NIEみやざき(代表・猪野滋日南市立吾田中校長、NIEアドバイザー)が主催で、3県の実践教諭や各県事務局から20人が参加。本県からは下田睦夫(宮崎市立久峰中)、長井英臣(門川町立草川小)2教諭が参加しました。
 初日の開会行事で、白倉純大分県協議会事務局長があいさつ。日本文理大人間力育成センターの高見大介センター長が「NIEを活用したコミュニティーサービスラーニング―人間力の育成と若者の社会参画を目指して―」と題して講演しました。
 高見センター長は「新聞は地域社会からのあなたに当てた手紙」であると位置づけ、学生相手のNIE実践について報告しました。学生に住民と交流させ地域の課題解決を図るフィールドワークを実践しているだけに「NIEの教育効果は実践が伴って初めて発揮される」と説きました。
 続いて各県の代表教諭が実践発表しました。本県は下田教諭が実践報告。担任をしている学級では生徒に新聞記事を毎日読んで感想・意見を書くことを課し、図書室前廊下に新聞記事を紹介する「NIEコーナー」を設置していることや、参観日を活用した親子でのスクラップなど新聞を活用した授業の実践、記者による出前授業などの取り組みを紹介しました。
 熊本市立三和中の田中慎一朗教諭はNIEネットワーク熊本の設立経緯などについて紹介。大分県NIE実践研究会からは大分市立鶴崎小の佐藤由美子校長(NIEアドバイザー)が「たのしくなければNIEじゃない! ~私たちはなぜ新聞活用に取り組むのか~と題して活動内容を紹介しました。今秋に60回を迎えるこの研究会は、毎月第3土曜日午後に大分合同新聞社で実施。毎回30人前後が集まり、協議会委員(新聞社、通信社支部長ら)や外部講師(県選管、税理士)による講演のほか実践報告、ワークショップの3部構成で実施していることなどを話しました。   
 続いてワークショップを実施。熊本県協議会の越地真一郎さん(熊本日日新聞社NIE専門委員)が講師を務め「新聞ヨム、社会ワカル、自分カワル~教師力アップのためのNIEワークショップ~」と題して、4人1組になり和気あいあいと楽しみました。
 懇親会ではさまざまな意見を交換して交流を深め、今後は持ち回り開催することで合意。来年度は本県で実施することになりました。
 最終日は朝食の後、閉会行事を終え解散しました。初日の様子を伝える記事は、20日付大分合同新聞の社会面に掲載されました。
 先進的にNIEを実践されている他県教諭との交流はきっと刺激になり、スキルアップにつながるはずです。
 8月第3週(17日土曜日、18日日曜日)に、3県からのアクセスがよい場所で開催するべく準備を進めます。実施が決まればご案内しますので、ふるってご参加ください。